シェラカップでのご飯の炊き方


クッカーのページでも紹介したシェラカップですが、その用途は本当に多様で一度使ったら手放せなくなります。
ここではその用途の一例としてシェラカップでご飯を炊いてみようと思います。

今回炊飯のために用いた道具一式

シェラクラブオリジナルのシェラカップとハロキャップ、米0.5合そしてピークワンです。
えっ、0.5合では全然お腹いっぱいにならない?
そういう人は読み飛ばしてください(^_^;)
でも、よく考えてみると飲んだ次の日の朝ご飯だったら十分な量だし、飲む人だとそんなにたくさんは食べないですよね?
ソロのキャンパーなら知っていれば結構使えるテクニックだと思います。

シェラカップでの炊飯はそのカップの大きさ(300ml)を考えると、きっちり0.5合を使用します。
米が多すぎると炊飯中にあふれ出しストーブを汚してしまい悲惨な結果になりかねません。

まず、米をとぐところまでは一緒です。
そのときに確保できる水の量に応じて適度に行います。


シェラクラブオリジナルのシェラカップを持っている人はご自分のカップを取り出してよくご覧ください。
一周するうちに多少高さが変わるところはありますが、上から3分目のあたりにライン(色が違うところ)が確認できるはずです。
水の量はそこまで入れましょう。
他のメーカーのカップでも大体7〜8分目まで水を入れます。
多少多めなのは構いません

次に水につける時間ですがやはり15分ぐらいはおいてください。
完全に米が白濁すれば完璧です。

翌朝の朝食にするならば夜のうちに米を水につけておくといいと思います。

そしてストーブにかけるわけですが、最初から最後まで弱火しか使いません。
最初はフタをせずに沸騰させます。


沸騰したら箸等で時折中身をかき混ぜながら水分を飛ばします
この水分を飛ばす作業がポイントで多少水が多めでもいいと書いたのはこのためです。

水分が飛んで米の粒が表面に見えてきたらハロキャップをしてさらに3分程火にかけます。
今回はここで消火してしまいます。

ストーブを使う時間はトータルでも10数分と短めですがきっちり水につける時間蒸らす時間をとれば大丈夫なのでご安心ください。

そのまま蒸らすこと約15分で美味しいご飯が炊けているはずです。

もしご飯に芯が残っているようだったらほんの少し水を足しフタをしながらもう一度弱火にかけさらに蒸せば大丈夫です。

こうやって書くとちょっと長いですが、実際にやってみるとかなり簡単にご飯を炊くことが出来るはずです。

今後もシェラカップを利用した料理に色々チャレンジしてみたいと思います。




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